【喘息】「運動誘発性喘息」ってなに?

喘息の人で、「運動すると喘息発作が起きる」というのを経験したことがある人は多いと思います。
かくいう私も、子どもの頃から体育で走ったりすると発作が出るタイプで、今でも走るのは軽く早歩きくらいまでしかできません。

運動は健康的な生活には欠かせませんが、それで喘息発作を起こすのはキツいですよね…。
喘息発作を起こす原因は避けるべきですが、運動も避けるべきかと言えば、まったく運動しないことも、健康な生活に良くありません。

ということで、今回は運動すると起きる喘息発作について、です。




「運動誘発性喘息」のしくみ

運動誘発性喘息EIA:Exercise Induced Asthma)とは、簡単に言うと「運動すると喘息が起こるタイプの人」です。


何故運動をすると喘息発作が起こるのか、と言うと、さまざまな原因がありますが、基本的には「喘息のコントロールがうまく行っていないから」です。

普段からよく発作が出るとき、気道が炎症のために過敏になっていて、少しの刺激でも喘息発作が起きる状態になっています。
その状態で運動によって呼吸回数が増え、乾燥した冷たい空気で気管が冷え、水分が減ることで気管支が刺激を受けて狭まり、喘息発作を引き起こします。

一般的な症状は、咳、息切れ、喘鳴、痰など。胸の圧迫感や痛みがある場合もあります。

症状は運動後5~30分以内に起こる「即時型」が大部分で、運動後6~12時間後にも発作が現れる「遅延型」もあります。


また、運動する環境が原因で発作が起こることもあります。
例えば、体育館でバスケットボールをするのは大丈夫なのに、屋外でランニングをしたり、寒いところでスケートをしたりすると発作が起きる、という場合があります。これは、外気や湿度などの環境要因によって発作が引き起こされる場合がある、ということです。
この要因は人によって違うので、大切なのは「自分がどんな時に発作を起こすのかを知る」ということです。


運動誘発性喘息発作の予防

「運動をすると喘息発作が起きるから」と全く運動をしない方がいいか、といわれると、それも違います。

確かに、アレルゲンや発作誘因を避けるのは大切なことですが、運動を全くしなくなると運動不足で別の病気を引き起こすばかりか、身体機能が低下しQOLが低下したり、ストレスで更に喘息発作を引き起こしてしまったり、という事も考えられます。

そのため、大切なのは「発作を起こらないように気を付けながら適度に運動をする」ということです。

では、気を付けるにはどうしたらいいでしょうか。


1、喘息の誘因を理解する
一番大事なことですが、「自分が何に反応して発作を起こすのかを理解する」ことが、予防の最初です。

例えば、体育館では走り回れるのに外だと少し走っただけで発作が起きる、と言う場合、考えられるのは外気の冷たさ(寒冷刺激)、大気汚染や花粉などの吸入アレルギー等が考えられます。
これを理解するために必要なのが、アレルギー検査と日記などの記録です。

アレルギー検査で花粉やハウスダスト等のアレルギーがわかれば、埃っぽいマット運動や花粉の季節の外運動などを事前に回避することができます。
また、どういう時に発作が起きたのかを記録しておくことで、発作が起きた時に共通する誘因が見つかります。そうすれば、事前に発作誘因を避けることができるので、記録は大切です。

寒冷刺激が原因であれば、直接冷たい空気を吸い込まないように、スカーフやマスクを使うのも効果的です。冷たい空気で気管を刺激しないように、鼻呼吸を意識してみるといいです。鼻には入ってきた空気の湿度を調節する機能があるからです。


2、喘息治療薬の事前投与
運動の前、15~30分前に短時間作用型β2刺激薬(SABA)を吸入することで、運動誘発性喘息を予防することができます。
SABAは、気道を狭めたり広げたりする「平滑筋」という筋肉を弛緩させることで気道を拡張する薬で、2~4時間ほど効果が持続します。

また、ロイコトリエン受容体拮抗薬の服用も効果的だという報告もあります。

3、準備運動・整理運動をしっかりする
運動前の5~10分の準備運動(ウォーミングアップ)は、運動中の喘息発作を予防する効果があります。
軽い体操で体を温め、筋肉をほぐすことでケガの予防にもつながります。

運動後の5~10分の整理運動(クールダウン)は、運動後の喘息発作を予防する効果があります。
軽いストレッチで、収縮した筋肉をリラックスし、疲労回復を早める効果があります。

4、主治医と運動の計画について相談する
運動は健康維持にとって大切です。なので、「どんな運動をするのか」「運動場所」「運動する際の体調で気を付けること」など、計画を立てて主治医にチェックしてもらいましょう。


運動で発作が起きた時の対応

どんなに予防していても、その日の体調や天候などで発作が起きてしまう事はあります。
その場合の対応について。

まず、その運動はすぐに中止しましょう。
発作が起きたと思ったら、すぐに運動を中止して安静にしてください。
飲めそうなら水分を取り、楽な姿勢で休むことが大切です。

症状が落ち着かない、または悪化するようなら、処方されている発作治療薬を使用しましょう。
運動前に予防として薬を使っていても、症状の改善のためにまた使うことは可能ですので、1日に何回使えるのかをきちんと確認することが大切です。
薬を使っても改善が見られないときや、大きな発作の兆候があった時は、すぐに医療機関を受診しましょう。


呼吸訓練をしましょう

「呼吸訓練」で腹式呼吸をできるようになると、運動誘発性喘息や、小発作程度であれば対応できるようになるので、訓練しておくといいです。

「胸式呼吸」
胸だけで呼吸する方法です。
呼吸をすると胸が動きます。
肺の底にある横隔膜ではなく、胸の肋間筋を使って呼吸する方法で、エネルギー消費が多いにも関わらず、浅い呼吸の為古い空気を肺から十分に吐き出すことが出来ず、新鮮な空気をたくさん吸入することができません。

「腹式呼吸」
横隔膜を使って呼吸する方法で、意識しないとなかなかできない呼吸です。
呼吸をするとお腹が動きます。
肺の底にある横隔膜を使って深く呼吸するため、効率的に古い空気を肺から吐き出し、新鮮な空気を沢山取り込むことができます。


腹式呼吸の練習法

  1. イス等に深く座り、姿勢を正します。
  2. 両手をお腹に当て、できるだけ息を吐き出してお腹をへこませます。
  3. おなかを膨らますイメージで、鼻からゆっくり大きく息を吸い込みます。
  4. 口をすぼめて、フー、と5秒くらいかけてゆっくりと息を吐き出します。
腹式呼吸は慣れないと難しいこともあります。
上手くできない、という人は、「息を吐くこと」を意識して練習してみると、自然に腹式呼吸になることが多い、と言われています。
また、慣れないうちはあおむけに寝てやってみましょう。慣れてきたらイスに座ったり、立った状態でやってみるのもいいでしょう。


まとめ

運動不足は万病の元、と言います。
肥満のもとになったり、運動不足で息切れがして、喘息症状と間違えたりすることもあります。

運動誘発性喘息が起こりやすい運動としては、ランニングが最も起きやすいとされ、ウォーキングや水泳では起こりにくい、とされています。
しかし、プールの塩素で発作を起こす人もいますし、冷たい空気で発作を起こしたるする人もいるので、自分にどんな運動が適しているのかを考えるのは大切なことです。
そのためにも、普段の診察で主治医に「どんな運動をどのくらいならできるのか」を相談することは大切です。



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