非常事態宣言下でも、献血は必要です。
毎日、約3000人の患者さんが輸血用血液を必要としています。
献血へのご協力は、「不要不急の外出」にはあたりません。
あなたの善意が、誰かの命を救います。
献血にご協力をお願いいたします。
献血について。
2回目は、「献血の流れについて」です。
これは、私が実際に経験したことはないため、YouTubeでほしのまりあさんが詳しい流れの動画を公開してくださっているので、まずはコチラをどうぞ。
献血の始まりから終わりの休憩タイムまで、実際の流れを追いながら説明してくださっているのでとても分かりやすくなっています。
なので、まとめながら補足で説明していきますね。
引用元は、「日本赤十字社」から。
1、献血受付
まずは受付から。
現在は新型コロナウイルスの感染予防のために予約制になっているので、予約時間に受付へ行くことになります。
受付では「本人確認」「献血の同意」をして、献血の申し込みをします。「献血カード」を持っていれば、ここで提出します。
手荷物はロッカーに入れておきます。
本人確認では、氏名、住所、生年月日、電話番号を聞かれます。
初めて献血をする場合は、証明書で本人確認の必要があるので、免許証とか保険証などの身分証明書を持って行きましょう。
2、健康状態の質問
献血をされる人と、輸血を受ける患者さんの安全を守るために、献血される方の健康状態について質問されます。
手首に本人確認のバンドを付けてもらい、問診表に記入し、呼ばれるのを待ちます。待ってる間に水分補給をしましょう。
実際の問診表が、日本赤十字社さんのHPにあったので、貼っておきます。
問診表 >>
3、問診、血圧・体温測定
2で回答した問診表を基に、お医者さんの問診を受けます。
今の体調や、過去献血した時に具合が悪くなったことが無いかなどを聞かれ、血圧を測って、体温を測定します。
問診が終わったら水分補給して次を待ちます。
4、採血検査
採血をして、血液の検査をします。
ヘモグロビン濃度が基準を満たしているかどうかと、血液型の事前検査です。
「成分献血」の場合は、血小板数の測定も行います。
採血結果を待つ間に、トイレに行っておいたり、水分補給をして結果を待ちましょう。
献血する際、肌の表面についている最近が血液に混入しないように「ヨード」を使って消毒します。
ヨード過敏症や、ヨードアレルギーと言われたことがある人は、消毒液の変更が必要になるので事前に看護師さんに伝えればOKです。
5、採血
採血結果がOKだったら、いよいよ採血。
呼ばれたら採血ベッドに座り、採血開始です。
採血中は動くことはできませんが、水分を取ったり、足をちまちまと動かして立ち眩み予防(LEG CROSS運動)をしながら、楽に過ごすことができます。
採血時間
・全血献血で10~15分程度
・成分献血は採血量に応じて40~90分程度
6、休憩
採血後は、少なくとも10分は休憩室で水分補給とおやつを食べながらゆっくりします。
もらえるおやつは、献血の場所によってさまざまなので、あちこちのセンターを比べてみるのもいいかもしれません('▽'*)♪
もし具合が悪くなったら、すぐに職員に伝えましょう。近くにいるお医者さんや看護師さんが飛んできます。
7、献血カード受け取り
休憩を終えると、手首の本人確認のバンドを取ってもらい、献血カードを受け取って終了になります。
献血カードには、次回献血可能日などが書かれているので大切にしましょう。
その他の注意として、献血後は高所作業や激しいスポーツ、自動車の運転などはしないようにしましょう。
どうしてもしないといけない場合、30分以上充分な休憩を取ってからにしましょうね。
今回はここまで。
次回は「献血できない人の条件について」です。
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